「KTM400EXC」というバイクをご存じですか?
オフロードコースのレーサーをベースに作られたバイク。元々は250ccと450ccだけだったが、中型免許でも乗れるように日本仕様のKTM400SMCが誕生した。
- オフロードレーサーってどんな乗り味?
- モタード仕様にしたらツーリングできるかな?
- 軽いし排気量大きいし、コーナー走ったらすごく楽しいんじゃない!?
レーサーモデルを検討するということは、遊びたい気持ちが強いということですよね!でも特に初めてだと敷居が高くて上記のように気になることがたくさん出てくると思います。
PaPachiはモタード仕様にしてコーナーリングを楽しみたいと考えていたようですが…果たして?
KTM400EXCを一言で言うと?
このバイクはTHE KTM。オフロードとか林道で活躍するバイクだね!
ここではこれまで乗ってきたバイクが40台以上のPaPachiが、所有したことのある人しか知らないKTM400EXCについてレビューします!!
✳このページではオンロード限定のレビューになっています。オフロードでのレビューはございませんのでご了承下さい。
スペック
PaPachiが愛読している、Bike Brosさんにスペックの詳細がございますのでご参照下さい。
特徴
- 排気量393cc
- 乾燥重量113kg
- タンク容量9.5l
- シート高98cm
- タコメーターなし
- スターターはセル+キックの両方。
見ての通りのがっつりオフロードのレーサーベースのモデルです。(ちょこっと公道仕様)
レビュー
カスタムと整備性
カスタム
カスタムするところはほとんどないが、デカールキットが出回っていて、簡単にイメージチェンジできる。
整備
整備性はgood。ただし、使用度に比例してパーツ交換等のメンテナンスの必要性が高くなる。
疲労度
車体もシートも細く、車高も高いためすぐにお尻が痛くなる。足つきが悪くて止まるたびに気を遣う。特に長距離ツーリングの際の疲労感はハンパない。
足つきととりまわし
シート高98センチ。普通に乗ってたらバッチリ両足着くよって人はあんまりいないんじゃないかと思う。ローダウンキット使って体をずらして何とかがんばる!
軽いから取り回しは最高!ハンドリングも良く、思ったところにスイスイ行ける。
燃費
タンク容量小さめ。回さないと楽しくないから回す▶燃費劇悪▶すぐに燃料枯渇してガソスタへ。▶繰り返し(笑)
積載性
全くないからツーリングの時にはリュック等要活用。タンデムは考えない方がいい。
走行性
オンロードでのコーナーリングでは抜群の性能を発揮。軽いし、ヒラヒラ感はあるし、周りを気にしなくていい環境下であればとても楽しめる。個人的には125ccの車体に400ccクラスのエンジンが載っていてアンバランスな印象は受けた。
走り的にはオンとオフがはっきりしている。高回転時のスピードは頭打ちとなる感覚があるが、走り出しの加速と瞬発力はすさまじいものがあり、突然スロットルを開けるとウィリーすると思う。
足回り的にはサスペンションが柔軟で、オフロードコースや林道、モタードコースを楽しむのに特化していると感じた。
まとめ
モタード仕様にしてツーリングを楽しもうとしたのは無謀だったことに気付かされた件(笑)できないこともないかもしれないけど、心身ともに覚悟がいる。KTM自体がAKRAPOVICとかBRENBO等の一流メーカーのパーツ使ってるからオンロードでもコーナーリングのパフォーマンスはかなりいい!オフロードコースとか林道、モタードコースとかで乗れためちゃくちゃ楽しいと思う。
こんな感想が出てきました。
KTM400EXCは是非ともオフロードコースやモタードコース、林道等を本気で楽しみたい人にチャレンジしてもらいたいバイク。車体のメンテナンスや部品調達が自分でできたら尚good!
一方、元々のコンセプトがオフロードレーサーなので、ツーリングや街乗りメインにという人にはなかなかオススメしづらい。
以上、KTM400EXCのレビューでした!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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